吉田くんにもう一本

http://blog.nikkansports.com/general/yoshida/2006/07/post_99.html
TB送ってる間にもう一本上がってました。これもかなりの電波。

ジダンのシャツを引っ張って、
「シャツをくれ」と、駄々っ子みたいに言って、
ジダンに「横柄に」「あとで・・・」と断れられたので、
侮蔑語を交えて言い返した、とマテラッツィ自身が喋っている。

はいきた捏造。
ジダンがシャツを引っ張ったマテラッツィに(年俸格差20倍)
「そんなに俺のシャツが欲しいなら後でくれてやるよ」
マテラッツィが皮肉交じりに
「大した選手だな(fenomeno((NHKイタリア語講座の人曰く)))」
と返した後、二言三言。恐らく買い言葉に売り言葉だったろうなあ。
で、口に完全に言い負かされたジダン
拳や足ならあっさりバレるので敢えて頭突き。

その2

ジダンがかつて何度も退場を受けたから、
今回も・・・という意見が、私の昨日の記事への批判で散見されるが、
外国のマスコミを見たかぎり、その観点での批判はなかった。

それは、今回の問題は今回の枠の中で考えるという
当たり前のルールに従っているからだ。

ベビー日刊が理解しているように、ジダンの問題行為は、
フットボールよりもずっと価値のある
「母親への愛」が元になっていたことが明らかになった。

病身の母マリカさんを侮辱されたことがどれほどに
ジダンの心に傷を与えたか、想像するにあまりある。

ああ、この人マテラッツィが母親侮辱したって決め付けちゃったよ…
こうしてメディアによるミスリードが広がっていくんですね。

それから、ジダンのピッチ外での人間性やプレーには尊敬の念を抱かずにはおれませんが
ピッチ内で犯した数々の愚行・暴力行為に関しては
それを正当化しようとする本人・メディアの言動も含めて、非常に残念な気持ちにさせられます。